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駅トイレの改修工事

私が通勤で使う地下鉄のO駅では、2週間前からトイレの改修工事が始まった。

比較的乗客が多い駅なので、工事中は普段出口への通路となっているところに急きょ仮設トイレが作られた。

仮設トイレは通路沿いに4、5つ並んでいるのだが、もともと幅2mぐらいの通路に作っていることもあって、仮設トイレの利用者は外の通路に出て並ばないといけなくなっている。

改札口に近い手前は女性で、こちらはただ「女性用」とだけ貼ってある。

ところが出口に近い男性用の仮設トイレの手前には、ワープロで打ちだした大きな字で、

「大便器」

「小便器」

とそれぞれ手前に貼ってある。

私は幸い、職場が駅に近いこともあって、この仮設トイレを使うことはまずない。

ところがそうでない男性は、混雑時には、通勤客がゆきかう通路で、このいずれか貼ってあるトイレの前に立たなければならない。

トイレだけならまだしも、いくら男性とはいえ、一体何の用事があるのかをみんなに示すのは、ちょっと恥ずかしいのではなかろうか!

そういえば昔、小学校のころ、

男子が個室に入ることは、一生の不覚と同じものと定められており、万が一自分のような悪ガキに見つかれば、「くせーくせー」の大合唱を1カ月は我慢しなければならなかった。

(昔個室が閉まっているのを発見した僕らは調子にのって、個室の上から下からいろんなものを投げ込んだら、出てきたのが隣の担任で焦った)

そんな思い出があるからか、やはり「大便器」の前に並ぶのは、微妙と思う今日この頃である。(ちなみにこの仮設トイレは7月まで続くらしい)



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